ご指名ありがとうございます。
彩楽の、ママ です。
どうぞ、よろしく御願いしますね。
さ、なんになさいます?おビールですか?
じゃ、あたしも一杯いただいちゃおうかな…。
毎日おあついですねえ。
え?あたしですか?
はい、彩楽では打楽器を担当してます。
いやだ、そんなに若くないですよぉ。こう見えて、大学生の子どもだっているんですから。
そうそう、不景気だから学費も馬鹿にならなくって…。
お客さんの会社も大変でしょ?
おかげさまで、そんな中でもうちも何とかやらさせていただいてますよ。
今日の練習もね、やっと次の定期演奏会の曲の大半が決まったんで、その曲の練習だったんです。
打楽器のあたしの子どもたちはあいにく休みだったんですけどね、そこそこメンバーも集まったし、仮入団の方や見学の方も来てくださって、うれしかったですよー。
そりゃあもう、今日から店で働いてほしいくらいかわいい娘で…。
あ、それからね、久しぶりにユーフォパートが復活(?)したりしてね。
前半は、うちの音楽監督の合奏でしてね。
Ⅰ部の曲をやったんです。
今回のメインの曲はもう何回も合奏してるんですけどね。
なんていうんですか、この曲の打楽器って、効果音的役割が大きい気がするんですよね。
お客さんもご存知だと思うんですけど、打楽器ってよくこういう役どころがあるんですよね。
たとえば、波の音とか、秒針の音とか、蹄の足音とか…。
それで、なんだかちょっと珍しい楽器使ったり、いつもと違う奏法で演奏したりとかするでしょ。
だからきっと、こういうのって聴いてる方とか見てる方も楽しんで下さるんじゃないかなって、あたしは思うんですけどね。
演奏している側もそれなりに楽しいんですけど、でも同時にいつも以上に「どういう風に聴こえてるのかしら?」ってことが気になったりするんですよ。
つまり、ちゃんと「それっぽく」聴こえてるのかなぁ、ってね。
まあ、どんな曲やるときもどういう風に聴こえてるのか気にすることって、とっても大事だと思うんですけどね。
場面っていうか、聴いてる方たちに景色が思い描いていただけるように、演奏できたら最高なんですけど。
あ、お飲み物大丈夫ですか?
ボトルでも入れましょうか?なにがお好みですか?
あ、それでね、後半の合奏は副指揮者の方のⅡ部の曲の合奏だったんですよ。
なんていうんですかねぇ、ちょーーーっとだけクラシックな時代のメドレーなんですけどね。
すごーく、素敵なんです。今度、お店でもかけようかしらって思ってるんですよね。
あたしは特にそのメドレーの中の1曲がすきなんですけど、
その曲のエルビス・コステロが唄ってるバージョンが好きなんですよ。
何年か前、月9の「空から降る一億の星」って言うドラマで使われてましたね。
あたしは、ドラマ見てなかったんですけどね、
それから、「マイガール2」って言う映画をご存知かしら?
その映画の中でも、主人公のお母さんがこの歌を歌うシーンがあって、とっても素敵なんですよ。
機会があったら、ぜひご覧になって。奥様と。 うふふ…。
だから、あたしもこのメドレー、ちょっとロマンチックに演奏できたらいいなぁって思うんですよ。
それから、最後に練習した曲はね、あの国民的ドラマの曲なんですけど。
あたしは、このドラマ自体は苦手だったんですけどね、
実は母がいっつもみてたから、あたしもなんか詳しくなっちゃったの。
あ、でも曲は好きなんですよ。
「いつかやるときは絶対ティンパニーやるんだ!」って思ってたんですけど。
実際譜面見たら、ティンパニーたったの8小節だったんですよ!
しかも、グロッケンとおんなじプレイヤーの欄にかいてあった…。
おかげで合奏中めっちゃ走っちゃいましたよぉ。
もぉ。次回やるときはちょっといろいろ考えないといけないですよね。
え?もうそんな時間ですか?
あら、楽しい時間がたつのははやいわ。
ぜひまたいらしてくださいね。
ボトル、キープしておきますんで。
演奏会もぜひいらしてくださいね。
それでは、これからも 彩楽 を、ご贔屓に。
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